有給休暇とは、その名の通り「休暇なのに給料がもらえる日」です。有給休暇、年次休暇、年休、有休など呼び方はいくつかありますが、内容は全て同じです。

正社員でも期間工でも、有給休暇は付与されるよう日本の法律で決まっています。具体的には、６か月の勤務で年10日の有給休暇が付与されます。翌年からは11日、12日、と年を追うごとに付与日数が増えていきます。ただし、シフトの8割以上出勤していないともらえなくなるので、遅刻・欠勤には注意しましょう。

簡単にまとめると、出勤日数はこのようになります。

• ・6か月～12か月目：10日付与
• ・13か月～24か月目：11日付与
• ・25か月～36か月目：12日付与

有給休暇の使い方は主に２つあります。

１つ目は、期間満了時にまとめて使う方法です。それまでまったく有給消化していない場合であれば、1年目に10日、2年目で21日も有給が取れます。実際は通常のシフト休みもあるので、１か月近い休みができることになります。

これだけ休みがあれば、引越し先の部屋探しや、次の職場探しも余裕ができます。

２つ目は、少しずつ計画的に使う方法です。現場の稼働状況によっては休みづらい時期もあるので、比較的忙しくないときを狙うと有給はとりやすいです。

期間満了後に実家に帰るので部屋は心配しなくても大丈夫、という人は満了時にたくさん休みがある必要がないので、計画的に有給消化することをおすすめします。年間で比較的忙しくない時期を聞いておいて、余裕を持って申請すると取得しやすいです。

人の状況によってオススメの取得方法は違うので、自分に合ったタイミングで活用していきましょう。